バインダーより軽いコピー用紙のつなぎあわせ楽譜
考えてみたら、冬のバッグより夏のバッグのほうが重い。
なぜなら日傘と飲み物のボトル、場合によってはサングラスがはいるからだ。
私はピアノ等のレッスンに行った後、必ずスーパーでほとんど1週間分の買い物をするため、重い荷物は50肩(60肩?)が再発しそうで怖い。
なので、できるだけ避けたいと思っている。
さて、それでは持ち物の何を削るか?
やっぱり楽譜用のバインダーだよね。
測ってみたら200gぐらいあった。
そもそもどうしてバインダーを使うようになったかと言うと、私のコピー用紙のつなぎあわせ楽譜をみて呆れた先生から(当時)
「こんなのではホールの空調で飛んで行ってしまいます!」
と言われたからだ。
でもホールで演奏する機会があったときは、またそのときに考えればよいのではないか。
とりあえずは軽さ優先ということで、私はまたぺらぺらコピー用紙のつなぎあわせ楽譜に戻ることにした。
しかしこれでまたちょっと苦手なことは、不器用な私では、テープでのつなぎあわせで失敗することが多いことだ。
なんかもっといいやり方はないものか?
たくさん紙をつなぐ方法を教えてくれた動画
そんなときに下記の動画に出会った。
これは正方形の付箋紙を仮止めにして、紙と紙を貼り合わせる方法である。
だいたい、私はあまり付箋紙が好きではない。
しかしみなさんお好きなようで、私ももっと使いでがあるのかと思い、買ってあるのだが、しっかりとくっつかず、いつのまにか外れてしまうことがある、というのが気に入らないのである。
しかし今回はこの付箋紙が大活躍しそうである。
さっそく動画を参考、しかし簡略化してやってみた。
付箋紙の助けを借りて楽譜をつなぎあわせる方法
1.まず付箋紙を2枚、糊のついているほうをおもてにし、水平に並べる。
間隔はだいたい等間隔で、あまり気にしなくてよいと思う。
2.糊のついている部分に楽譜のコピー用紙を置く。
3.作業しやすいように、ボードを180度回転させ、楽譜の次ページも同じように付箋紙ののりのついている部分に置く。
一気に2ページ間を透明テープでつなぎあわせる。
付箋紙からはずすときは、ていねいに、ゆっくりと。
意外にこういうときになると、付箋紙は楽譜に張り付いているものらしい。
4. ページ数が多い楽譜でも、これを繰り返し、フォーレのパヴァーヌ7ページを全部はりあわせると、こんな感じになる。
5. バッグにいれると折りたたむからこんな感じ。
140グラム減量に成功!
実際バッグにいれるときは、食材と擦れて楽譜に汚れがつくかもしれないから、まとめてクリアファイルにでもいれようか。
それじゃ、今度のレッスンで持っていく、シンフォニア14番とパヴァーヌ、そしてクリアファイルをキッチンスケールで測ってみよう。
締めて67グラム!
バインダーとの差は約140グラム!
たかが140グラムというなかれ。
できるところからの減量なのだ。
本当は財布のなかの小銭を減らしたい。
しかし意外と小銭を要求されることも多く(ボーカル教室の楽譜代、スーパーの配送料)、キャッシュレス時代なんていつのことかと思うこともある。
どうか今度の先生からは、
「こんなぺらぺらの楽譜、空調で飛んでしまいます!」
とダメ出しされませんように。