夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

ピティナステップのため今後のレッスン曲が大幅変更

ピティナステップ計23はわかりにくい

先日、このブログで「暗譜してピティナステップを受ける!」という記事を書いてから、頻繁にピティナステップのホームページを閲覧している。あらまあ熱心なこと、と思われるかもしれないが、ピティナステップ未経験者の私には、はっきりいって少々わかりにくいシステムだと思える。

kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com

ステップが23に分かれていて、それぞれに名前がついている。導入(1-3)、基礎(1-5)、応用(1-7)、発展(1-5)、展開(1-3)。そして展開は最上級のクラスということになる。しかしねぇ。応用➡展開➡発展でも日本語としてはおかしくないのではないか?今はようやく慣れたが、最初は発展が展開より下のクラスにあたる、ということがなかなか脳に浸み込まなかった。こんなややこしい名前をつけるより、将棋や柔道みたいに段、級でもよかったのでは?きっとピティナステップを最初に考えた人が、音楽というものに簡単に数字で優劣をつけてはいけない、と思われたのではないだろうか?

なにごともその世界を知らない人にとって、その世界のルールの価値はわからないものだが、英検なら「1級に受かったの!」と言えば、みな羨望と賞賛の眼を向けるだろう。でも「ピティナで展開1に合格したの!」と言っても、クラシックピアノの関係者以外には「??」で答えようがないだろう。こんないちゃもんをつけるのも、どうせ私には「展開」というステージが遠いからかもしれないね!

課題曲が探しにくいから無料の案内冊子がほしい

自分が弾きたい曲がどのランクにあるかを調べるためにWEB検索もできるようになっている。ただ、弾きたい曲の曲名がうろ覚えだったりする場合は検索にあがってこないので、一覧表のほうが便利かもしれない、と感じた。ところがPDFの一覧表をスクロールしてみていると、なにぶんにも老眼の身、大変眼が疲れる。そこで先日、楽器店にいったときに一覧コードブックの無料配布があるのか、とたずねてみたところ、¥900かかるとのことだった!おカネ払ってまではいりませーん!

課題曲1曲だけになったのは朗報

文句ばっかり言っているようだが、私にとっての朗報もある。それはこれまで課題曲1曲、自由曲1曲の合計2曲を弾く必要があったのが、2023年4月から1曲だけでよいことになったのだ!これは暗譜が恐怖の私には願ったりかなったりである。2曲も暗譜はキツいからね。別に視奏してもよいらしいが、採点に影響するらしいし。

なので4月になったら、やっと暗譜できた「パスピエ」で受験しようと計画していた。ところが・・・「パスピエ」ってむずかしいとは思っていたが、ピティナステップでもランクが高く、発展5なのだ。初めて受けるのに発展5から??それはないでしょう!

先生に相談したら、「別に発展5からでもいいけれど、ステップは1つずつ上げていくのが楽しみですものね」とおっしゃる。私にも楽しみと感じるかどうかわからないが、最初からいきなり「不合格」をもらうとテンションが下がりそうだ。イヤなことはすぐ忘れるほうだが、凶報をもらった当日はガックリくるかもしれない。

step.piano.or.jp

将来のレッスン曲を変更したらこうなった

よけいなストレスは避けるように考えると、発展2ぐらいからぼちぼちやっていくか~ただいまの案としては、発展2:樅の木(シベリウス、発展3:アラベスクシューマン、発展4:スペイン舞踊曲集アンダルーサ(グラナドス

どうせまた気が変わるだろうけどね。それにしてもこんなことなら、クラシックピアノを再開した2020年からピティナの要綱に従って曲を選ぶんだったなぁ。失敗、失敗。