発表会で何を弾くか、という問題
今習っているクラシックピアノの発表会は9月下旬ともう決まっている。
先日、同じ先生に習っている生徒さん、といってもこのかたはすでにピアノの先生なので、生徒さんとも呼べない雰囲気なのだが、昨年の発表会(9月)ではショパンのバラード3番を華麗に演奏された。
そのかたはやはり3月から譜読みをはじめられたそうである。
やはり大曲を人前で弾くのなら半年ぐらいはいるのかもしれない。
さて私、どうしよう?
大曲・難曲は全然無理。
でもせっかくだから発表会はでたい。
そして何か月も練習するのだから、飽きない好きな曲がいい。
そしてここからはちょっとしょーもない私のこだわりなのだが、大多数のひとが弾くような曲は弾きたくない(例:いまやっているドビュッシー「月の光」など)。
へぇ、あのひと変わった曲弾くな、と思われたいのである。
ようするに差別化である。
だったら発表会ではあまり聞かれないバッハを?という手もあるかもしれないが、誰かさんが言っていたように、バッハは弾くのはすごく難しいのに、聴くとその努力が偲ばれないことが多い。
なんか損した気分。
だから除外。
ピアソラをぷりんと楽譜でダウンロード
そこでいつぞやは、ピアソラを弾きたいと書いたことを思い出した。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
ピアソラはまだ著作権の問題があるので、無料楽譜はダウンロードできない。
そこで540円なら、ま、いいか!と思い、ぷりんと楽譜をダウンロードした。
アレンジャーがKoji Yamagami さんのである。
ところでクレジットカードでお金を払って、ダウンロード完了、ウチのプリンターで印刷してみて驚いた。
- おたまじゃくし、ちっさーーー!
- おたまじゃくしの印刷がうっすーー!
このうち、印刷の濃淡についてはウチのプリンターに問題があるのかと、当初思った。
しかし設定を変えないで、他のものを印刷するとなんでも黒々とでる。
ぷりんと楽譜だけなんでうすいの?
ということは、老眼にはまったく優しくない楽譜であることが判明したのである。
ぷりんと楽譜と他の楽譜との比較
ためしに私がもっている楽譜で、春秋社・ヘンレ・ぷりんと楽譜を比較してみたのが↓の写真である。
譜面が同じものでないので、あまり正確な比較とは言えないかもしれないが、それでもぷりんと楽譜のおたまじゃくしの小ささ・淡さはわかっていただけるのではないか?
PDFを切り取って引き伸ばしつつワードに貼り付けた
さて、老眼に苦しむ私はこれで我慢したのか?
それとももうピアソラは諦めたのか?
いやいや。
ダウンロードしたということは、データは自分のパソコンのなかにある。
そのPDFを譜面の2-3段ずつ切り取って、ワードに貼り付け、ちょっとずつ引き伸ばしたのだ。
結構時間かかったよ。
それも不注意な性格だから、同じものを2回貼っていることにあとで気が付いて、やりなおしたりして・・・
ああ、しんどかった。
できあがりの1ページ目をぷりんと楽譜と比較したのが下の写真だが、約10%ぐらいは拡大に成功したかな?(タイトルはわかっているので、小さなフォントにした)。
でも、もっといい方法があるんじゃないだろうか?
有料ソフトなんかダウンロードしなくても、かんたんに楽譜が拡大でき、A4用紙に印刷できる方法?
Yahoo知恵袋にでも聞いてみようかな?
それより今は高齢化社会。
あらゆる印刷物は老眼に配慮したものを提供してほしい、とつくづく思うのだ。