古希までにシンフォニア5曲を片付けられるか?
先日、クラシックピアノでやりたい曲は何が残っているのかなぁと考えたとき、以下の記事を書いた。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
そのときに、バッハのシンフォニアで残っているのは、
- 4
- 7
- 9
- 10
- 12
- 14
- 15
と書いたのだが、なんとこのブログに掲載した演奏動画を見返してみると、4・15はすでにやっていたのだった!
もうそんなことは100%忘れていた。
まぁ、やったといっても、今はもう弾けないからやっていないと同じかもしれないけど。
しかしリストアップは楽譜を見ながらやったのだが、4・15なんか全然見たこともない、と思ったからリストに乗せたのである。
でも一応やったのだったら、あと残っているのは5つやん!
ひょっとしてがんばれば古希前には全曲片付けられるのでは?と思った私は、6月27日から14番の練習をはじめた。
右手パートと左手パートを違う色鉛筆で囲んだらどうだろう?
ということはシンフォニア14番はこの一週間毎日弾いているのだが、さっぱり進歩がみられない。
テンポはスローモーションさながらなのだが、何回弾いても聞くに堪えない間違った音を弾いてしまう。
まるで一週間前からピアノを習い始めた幼稚園児のごとくである。
どうしてこうなるのか?
ひょっとしてこのブログの読者のなかにもピアノを弾いたことがない、というかたがいらっしゃるかもしれないので、まわりくどく書くが・・・
だいたいピアノの楽譜では、右手部分はト音記号の上段に書かれている。
そして左手部分はヘ音記号の下段。
しかしバッハのような多声音楽だとその常識が通らないことも多い。
要するに、上段に書かれている音符でも、右手だけでは指が足らず、左手指の応援を頼まないと弾けないことがあるし、その逆もしかりである。
それが若いころなら、数回さらっただけで、脳が「ここは左手にもきてもらって!」とか「ここは全部右手で!」とかいち早く理解するのだが、どうもシニアの認知機能だと追いつかないことが多いのだ。
それできょう私が試してみたことは、右手パートと左手パートを違う色鉛筆で囲むこと。
よく楽譜が読めない幼児のために、音符に色をつけて覚えさせるという教育方法があるらしいが、それとあまり変わらないかもしれない。
そして私が結構迷ったのが、色は何色にするべきか?
右手と左手が対比するような色分けだといいんだけど?
ピンクとブルー?(この対比はベビー服なんかに多そう。ピンク=女の子、ブルー=男の子)
イエローとブルー?(ウクライナ国旗みたいになるし、黄色の色鉛筆はいまいちはっきりしない)。
迷った挙句、赤と緑にした。
まるでクリスマスカラーである。
下の写真の中央部はいちばんむずかしいところ。
右手が左手領域まで侵略しているし、左手が右手領域にまで進出している。
ここがなかなか覚えられない。
先生がビックリするかもしれない右手と左手の色分け
さてこれで弾きやすくなったか?
確かに譜面を追いかける目の疲れは多少軽減したような気がする。
ミスタッチが劇的に減ったとまではいかないけれど。
ここで私は右手の赤の部分と、左手の緑の部分を色鉛筆で塗りつぶしたら?ということも考えた。
しかし、待てよ?
いまのお教室ではピアノが一台しかなく、先生用のピアノがないから、先生は自分用の楽譜をもたず、生徒の楽譜をみることになるのだ。
だとすると、色分けされた楽譜をみると先生はまた、びっくりされるのでないか?
すみませんね、先生。
驚かせてばっかりで。