ランランさんの「ディズニー・ブック」リリース予定
かの有名ピアニスト、ランランさんが、2023年のウォルト・ディズニー社100周年を記念して、ディズニー映画の名画を収録したアルバム、「ディズニー・ブック」を9月16日にドイツ・グラモフォンよりリリースするそうである。
へぇー すごいねぇー ディズニーとタイアップするなんて、どれぐらい儲かるのだろうね。私は卑しいのか、まっさきにおカネのことを考えてしまった。
ランランさんの「鳩に餌を」
先行シングルとして、映画「メリー・ポピンズ」のなかの「鳩に餌を」が配信されているとのことで、YouTubeを検索してみると、早くもアップされていた。
この曲は私も大好きな曲。小説「風にのってきたメアリー・ポピンズ」では、バンクス一家の長女、ジェーンが弟のマイケルに、いつもセント・ポール寺院にいる鳩の餌売りのおばあさんの話をするのだが、映画ではこの情景をメリー・ポピンズ役のジュリー・アンドリュースがすばらしい美声で歌っている。
さすがはランランさん、非の打ちどころのない完璧な演奏。しかし・・・私は何か忘れ物をしたような気分になった。なにかがない・・・そうだ!
映画では、主題の「feed the birds, tuppence a bag, tuppence, tuppence, tuppence a bag」の前に、短調の美しいメロディーの前奏があるのだが、ランランさんの演奏ではこれがまるごと抜けているのだ!
どうして!!YouTubeだから??あのメロディーがないと、「鳩に餌を」にならないんだけどぉ(泣)
ジュリー・アンドリュースが歌う「鳩に餌を」
カミーユ・ガルニエさんの「鳩に餌を」
調べると、他にも「鳩に餌を」を弾いているピアニストさんがいた。私の知らなかったピアニストさんでカミーユ・ガルニエさんというかたでランランさんに比べると、無名といっても差しさわりないかと思う。
でも、絶対、こっちのほうがいい。ジュリー・アンドリュースの元歌を聴いて知っている人なら、きっと気に入ると思うのだ。