夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

庭のモミの木を100均商品で飾ってフィンランドのシベリウス気分

人生で初めて庭をもつ

現在住んでいるところに引っ越すまで、私は庭のある家に住んだことがなかった。マンションに住んでいるときは、バルコニーの掃除も、めったにしたことはなかったし(!)、それがバルコニーから庭になると、どういう家事が必要なんだろう?と考えるだけで気が遠くなりそうだった。なので、これまで戸建てに住みたいと思ったことはなかったし、庭が欲しいと思ったこともなかった。

ところがどういうわけか、2021年から人生初めて「庭持ち」となり、そこに生息する十数本の木たちが「ウチの子」になったのだ!

庭のモミの木をクリスマスツリーにすることを思いつく

「ウチの子」たちはどの子も可愛いが、とりわけ贔屓にしているのは高さ7-8mのモミの木である!最初、私はこれがモミの木とはどうしても信じられなかった。ただ、ショッピングセンターやデパートに飾られている偽のモミの木と「似てるな~そうかな~」と思いつつ、植木屋さんに「これはモミの木です」と太鼓判を押してもらってから、がぜんこの子をクリスマスツリーにしよう!と思い立った。

100均でキラキラのボールを買ってきた

本当は芦屋川沿いにあるレストランのように、庭も木も壁も電球でピカピカ、キラキラにしたい!でもそれって電気がいるんだよね?電気ってどこからとるの?いや、こういう方面に弱いと本当に困る。恥ずかしくて店員さんに質問もできない(汗)。

とりあえず100均でキラキラのボールを買ってきた。本当はゴールドのボールがいっぱい欲しかったのだが、すでにゴールドは完売なのかダイソーに残っているボールはシルバーばっかり・・・おお、メダルだけではなくて、クリスマスの飾りもゴールドを欲しがるのは人間の性か?

とりあえず買ってきたボールについていた金色の紐をはずし(短くて木に結びつけにくいので)、グリーンの毛糸に付け替えた。毛糸は姉の案である。まったく自分では何一つ思いつかないのだ!

毛糸のわっかにボールを通しながら、木に結んでいく。葉のちくちくが指にあたってちょっと痛い。それに、私は身長は165cmあるので小柄とはいいがたいが、精一杯背伸びをしても木の高さまでは飾りをつけられない。つくづく脚立がほしいなぁと思った。しかし脚立があればあったで近所の男性のように、落下して入院なんてことにもなりかねない。モミの木の足の部分だけ飾り付けて満足、ということにしよう。

シベリウス「樹の組曲」より「樅の木」

フィンランドの作曲家、シベリウスの作品に「樹の組曲」というのがあり、そのなかでも「樅の木」は胸が締めつけられるほど美しいメロディーである。私も弾けるものなら弾いてみたいなぁ、でもアルペジオが難しそうだなぁと躊躇していた。でも念のため難易度を調べたら、以前やったモーツァルトのロンドの難易度と一緒の16なのだ。だったら挑戦してみてもいいかなぁ。

教材一覧|あるピアニストの一生

しかしこの曲はやはり冬に完成させたい。いまからぼちぼちやっていたのでは、私の場合、カタチになるのは夏になりそうだ。よし、来年は夏から譜読みを始めて、冬には仕上がるようにしようっと!

尚、この曲は館野泉氏の演奏が有名なのだが、辻井伸行氏の映像のほうがこの季節らしいので、こちらを貼らせてもらった。ウチの子もこんなモミの木になればいいのだけれど・・・

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