夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

【自撮動画】「関西のおばちゃん」の底力を見せつけられたジャズ発表会

ジャズピアノ&ヴォーカル教室発表会に初めての参加

12月25日のまさにクリスマスの当日、習っているジャズピアノ&ヴォーカル教室で発表会コンサートが行われた。私が今の先生にジャズピアノを習い始めたのは、今年の1月からなので、ちょうど1周年記念で初めての発表会出演となった。ちなみにヴォーカルを教えておられるのは先生の奥様である。

出演者はピアノが6名(うち、男性1名)、ヴォーカルが10名(全員女性)。えーっ、ピアノはどうしてこんなに少なかったのだろう?先生は3か所でレッスンをしているので、生徒さんはもっと多いはずなのに?やはりクリスマスなのでおウチをあけられなかったのだろうか?それはともかく、また自分の演奏もさておき、どうも私は最近、発表会ファッションに興味津々なので、大変参考になったイヴェントだった。

40代~80代の妖艶な女性たちのファッション

やはり先生が前におっしゃっていた通り、ヴォーカルはピアノよりずっと華やかだった。私は悩みに悩んだあげく、今年1月のクラシックピアノ発表会に着たワンピースにしたのだが、ジャズの雰囲気にはちょっと子供っぽ過ぎたようだ。まぁ恥をかくほどでもなかったが・・・

結局、普段着が2名、私のようにちょっとよそゆきっぽいワンピース、またはセットアップが7名、そしてそのままジャズクラブに出演できそうなのが5名。皮のパンツスタイル1名、ファーのベストが2名、スパンコール、レース各2名。

しかし、私はいったい何をしに行ったんだろうね?今でも印象に残っているのは、自分の演奏よりも、ジャズヴォーカルの妖艶な女性たちの姿である。年齢層が高いので66歳の私でもそれほどシニアに見えなかった・・・というと「ウソつき!」と叱られるだろうか?

「関西のおばちゃん」の底力はトークにあらわれた

第一部はピアノの部で、各人2曲ずつ、プロのベース、ドラムのお兄さまたちに合わせてもらって時間通りすいすい進んだ。ところが第二部のヴォーカルではみなさん、歌の前に自己紹介もかねてトークもされたのだ。これがみなさん慣れている!面白い!ちゃんとオチがある!

これこそ「関西のおばちゃん」だ、と私は思った。私は東京都内で20年以上数か所で働いていたので、東京に住んでいる女性たちだとこうはいかないだろう、と予想できる。みなさん立場をわきまえたり、忖度されたり、恥じらったりされるので、コメディエンヌには役不足である。ところがああ、関西では!まさに上沼恵美子氏は突然出現したのではなく、こういう土壌あってこそではないだろうか?

ひとごとのように言っているが、私もトークだったらピアノよりうまい自信はある。次回はぜひトークでピアノをカバーしたい、と先生にお願いしてみようっと!

自撮り動画を聴きながらひとり反省会

さて肝心の演奏だが、演奏が終わってから自分の席に戻るとき、先生が「良かった!良かった!」と声を掛けてくれたので、悪くはなかったとは思える。しかし帰宅してから録音を聞くと、リズムのとりかたが甘い、和音がバラバラ、弾きたかったフレーズが出てこなかった、と反省点が次から次へと沸いてきた。しかし、終わってしまったものはしょうがない。あと20年はジャズができるものと楽観的に考えて、今後も精進することにしよう。

下に貼った動画は、「Who can I turn to?」と「Chelsea Bridge」である。特に前者はお掃除のときのBGMにしていただければ幸いである。

youtu.be

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