YouTubeの演奏動画にコメントがきた
このブログをはじめてから約1年ぐらいは、いただいたコメントにもお返事を書いていた。
ところがいつからか、そのお返事の書き方にあーでもない、こーでもない、と悩むようになり、コメント欄を閉じるようになった。
それほどたくさんのコメントをいただいているわけでもないのに、である。
これからするといかに私のキャパ量が低いか、ということがよくわかる。
しかしYouTubeの演奏動画については、コメント欄を放置していた。
どこをどういじればわからないし、演奏動画にはめったにコメントがこないからだ。
パスピエの演奏動画にきたコメントはスペイン語
ところが2.3日前、グーグルさんが私のメールアドレスに、
「パスピエの動画にコメントがはいってまっせ~」
と知らせてくれた。
読むと、コメントをくれた人はスペイン語話者であった。
ところで、なにもスペイン語コメントがきたからといって、何もスペインや南米にお住まいとは限らないだろう。
神戸市東部の食品工場には、南米から出稼ぎにきていらっしゃるかたも多いのである。
そのコメントとは、
「La estoy empezando a practicar y si tiene su grado de dificultad, felicidades a la muchacha」
であった。
批判コメではないらしいことはわかった
スペイン語とフランス語はよく似ている、と言われる。
フランス語ネイティブの夫ちゃんも、
「1か月勉強すれば、ふつうに話せるようになる」
と豪語している。
しかし、このコメントのなかで私が想像できるのは、practicar dificultad felicidadesぐらいである。
でもfelicidadesがあったので、批判コメでないことは想像がつく。
よかった~
全体としては何をいっているかわからないので、自動翻訳機にかけてみると、
「私は練習を始めているが、もし難易度が高いのであれば、おめでとうと言いたい。」
と訳してくれた。
あ、そうなのか? そうなんでしょうね?
このかたもピアノ学習者らしいのだ。
すべて抹殺したい過去のクラシック演奏動画
ところで私は過去の演奏動画については、ジャズ・ポピュラーについては聞き返すこともあるが、クラシックにいたってはゼロである。
というのはやっとここで私の耳が育ってきたのか、私のクラシック演奏動画は聞くに堪えない、ということがわかってきたのである。
もちろん、アップしたときは、
「よしよし、ようがんばった」
ぐらいの気持ちだったんだけどね。
いまは明治時代の廃仏毀釈運動の気持ちもよくわかり、暗黒過去はすべて抹殺したい気持ちである。
だが、過去の自分とむきあう勇気ももたねばならない。
せっかくスペイン語のコメントをくださったピアノ学習者さんにも、お礼のひとことぐらいは書きたい。
それもこれも、コロナに完治してからにしようっと!