夢でささやくピアノ

クラシックピアノとジャズピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

ワールドカップ2022:アルゼンチンサポーターの応援歌は?

ベスト8以上の超一流プレーに酔う

ふつうのサッカーファンでない日本人なら、日本が敗退したFIFAワールドカップ2022にはもう興味はないと思う。しかし、私は日本が敗退したそのあとも、ゲームに熱中し、ベスト4の試合では、2試合連続で朝4時に起きてテレビの前に座ることになり、今、もう生活のリズムが狂ってヘロヘロだ。ひょっとして、私はサッカーファンなのではないだろうか?

だって超一流のプレーヤーのプレーを見るのは楽しい。こういっちゃなんだが全然ちがう(誰と比べて?)。あのメッシの足さばき!エムバペのスピード!テレビで見ているだけで惚れ惚れする。ひょっとしてピアノもこうなのだろうか?ランランとかユジャ・ワンとかキーシンアルゲリッチの演奏を、いまだ至近距離で聴いたことがない私は、実際に聴いたら興奮してぶっ倒れるのかもしれない!

NHKニュースで知ったアルゼンチンの応援歌

先日、NHKニュースのサイトでアルゼンチンの応援歌に関する記事をみつけ、非常に興味をもった。なんでも、アルゼンチンのサポーターと選手が一緒になって必ず歌う応援歌、今風に言えばアンセムがあるのだという。

www3.nhk.or.jp

NHKの記事によると、その歌のタイトルは「ムチャチョス エスタ ノチェ メ エンボラチョ」というらしいが、それぐらいスペイン語で書いて―な、NHKさん!カタカナでは検索できへんやん! 

恋の歌がアルゼンチンの応援歌になった

言葉の問題でこの曲をYouTubeで探すのは、ちょっと骨折りだった。なぜなら、「ムチャチョス エスタ ノチェ メ エンボラチョ」は確かに「Muchachos est noche me emborracho」なのだが、それは2003年にリリースされたアルゼンチンのロック・フュージョングループのラ・モスカのヒット曲ということだ。

それをアルゼンチンのファングループが応援歌に転用したらしいが、ラ・モスカも大会に向けて歌詞を変えたビデオクリップを発表し、一気に人気になったらしい。そしてそのタイトルは、「Muchachos, ahora nos volvimos a ilusionar」(みんなまた期待が高まったぞ)であり、YouTubeの検索であがってくるのはこれである。

www.si.com

「Muchachos, ahora nos volvimos a ilusionar」(みんなまた期待が高まったぞ)を聴いてみて

実際にこの応援歌を聴いてみたところ、1回で気に入った。いかにもラテンらしいノリだがメロディーはマイナーなので、これは私の大好きなパターンである。

そして歌詞はスペイン語なので、もちろん私にはわからないのだが、そこは機械翻訳にかけて、「世界チャンピオンになりたい。そして天国でディエーゴ(マラドーナ)に会える」という一節があるのがわかった。「天国であえる」という発想がちょっと私にはカトリックっぽいものを感じたのだが、考えすぎだろうか?

それはそうと、もっと早くにこの曲を知って、先日自撮りでベスト4関連曲を弾いた時、アルゼンチンの曲として弾けばよかったなぁ。

www.youtube.com