ステキなレストランに併設カフェがあった
私は食通ではないし、おつきあいの幅も狭いので、一流レストランに行く機会はほとんどない。
いつもバスの窓から見えるステキなお店にも、いつか行ける機会ってあるのか?
ここはクリスマスの時期には、建物自体がリボンでラッピングされているようで、すごく可愛いのだ。
いったいどうやって、リボンをかけるのだろう?(↓写真)
このレストランのメニューを調べてみると、ランチは3,900円からあるので、まあまあリーズナブルではあるが、ディナーは¥9,000-22,000するため、年金生活者には敷居が高い。
「寂しいなぁ。行くことってないやろなぁ」
とタメ息をついていたが、よぉくホームページをみると、併設されているカフェはそんなに値段は高くない。
おまけにそのカフェでは、そば粉のガレットが売り物らしい。
知らんかった!
そしたらわざわざ神戸の阪急六甲まで、食べに行くことないやん!
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自宅で失敗を重ねたガレット作り
実は家では何回も、クレープというか、ガレット作りに挑戦している。
最初はそば粉なら、東西共通だろうと思い、信州のそば粉で作ってみた。
しかし生地がまとまらずモソモソの状態になって完全な失敗。
そこであるネット情報で、小麦粉を半量ぐらいいれたらよいというのを知り、試してみた。
結果は前よりはましだが、成功とはいいがたい。
次にはカルディで売っている、ガレットミックス粉を買って焼いてみた。
うーん。食べられるけど、本場のとはちがう。全然。
ホンモノのガレットはセットで良心的
私は外出嫌いの夫ちゃんに、
「ガレットが食べたい! 食べたい!」
と説き伏せて、「芦屋カーサベリーニ」へひっぱっていった。
驚いたことに、夫ちゃんはそのカフェも隣にある高級レストランも、「見たことがない」と言う。
バスでかならず通る道沿いにあるのに、いったい彼は何を見ているんだろう?
美女か? 高級車か?
この茶色のガレットはそば粉が違うのか?
でてきたガレットは、神戸阪急六甲で食べたカジュアルなガレットより、一層フォーマルなガレットという感じだった。
そしてその色!
これ! これやねん!
全体に茶色くて(焦げているのではない)、パリパリとしっとりがうまくミックスされていて、そば粉が実に香ばしい。
これはもう、そば粉からして全然違うのだろう。
そしてコンロというか、器具も家庭用ではないよね、当然。
そして私たちが気にする値段であるが、ガレット本体は¥1,200-1,700。
セットにすると、ミニスープ、サラダ(ガレットの上に葉野菜が散らしてある)、デザート(苺のムース)、ドリンクがついて、プラス500円。
芦屋価格というよりも、良心的な価格に思えるのだが、どうだろう?
雨でも若い女性客でいっぱいだった
この日は一日中雨で、甲子園の高校野球も順延だったようだ。
天気のよい日にはワンちゃんをつれてここのテラス席でまったりしている人もいるが、きょうはそんなわけにはいかない。
しかしこんな雨の日でも、店内には若い女性グループが楽しそうにおしゃべりに興じていた。
反して、私たちは一日中顔をつきあわせているので、そんなに話すこともない。
彼女たちより遅くに入店し、パッパッと食べて、彼女たちより早く席を立つ。
ごめんね、愛想がなくて。
でもおいしかったし、今度はまた別のガレットを食べに必ず来ますから。