116歳の女性が世界最高齢
先日、世界最高齢だったスペイン女性が117歳でお亡くなりになったため、兵庫県芦屋市に住む116歳の女性が世界最高齢と認定されたようだ。
このかたは明治41年のお生まれということだから、1908年生まれ。
ということは関東大震災、第一次世界大戦、阪神大水害、第二次世界大戦、阪神淡路大震災、東日本大震災を全部くぐり抜けてこられた、ということになる。
考えただけでも気が遠くなる。
現在は芦屋市内の高齢者施設にお住まいのことなので、芦屋市民の私としては興味津々、どんなところなのかネットで調べてみた。
「Les 芦屋」とは凝ったネーミング
読売新聞ニュースなど全国版では施設の名前は公表されていないが、私が愛読している「芦屋つーしん」では名前がばっちり掲載されているので、ここに書いてもいいのだろうね?
その施設名は「Les 芦屋」というのだそうだ。
Les (レ)とはたぶん、フランス語の定冠詞複数形だよね?
つまりLes Français (レ・フランセ=フランス人)、Les Japonais (レ・ジャポネ=日本人)とかに使う Les だよね?
だとしたらなかなか凝ったネーミングではないか?
ちなみに「芦屋つーしん」では特養となっているが、普通に「Les 芦屋」で検索してみると、下記のサイトがでてきた。
将来ここにはいりたくても先立つものがない
ちょっと情報に食い違いがあるかもしれないので、上のサイトが116歳のかたが住む施設なのかどうかは確証はもてない。
しかし私は検索ででてきた「Les 芦屋」をみているうちに、将来私もここにはいりたくなった。
なぜなら下記の記載にすっかり心を奪われたからである。
ランチタイムのピアノライブ
ピアノの生演奏でスタンダードなジャズを聴きながらのランチタイム。普段とは少し違った気分でお食事をお召し上がりいただけます。
JAZZピアノ演奏
神戸のジャズピアニスト中谷勉によるピアノライブ。自由でアットホームな雰囲気の中、昔なじみの名曲をご堪能いただけます。
しかし料金案内の欄を見てガックリした。
入居一時金は最低でも2700万円。
それにともなう月額使用料は30万円以上するようなのだ。
こりゃあかんわ。
私がいくら節約に精進し、食事は納豆ごはんのみ、カットはQBハウスに行くとしても、こんな費用は捻出できない。
早々に諦めたほうがよさそうである。
こうなったら六甲山中にある自宅で天寿を全うすべく、健康寿命を延ばすことを第一目標にすべきなのかもしれない。
ピアノの発表会やコンクールにばかりしがみついていないで。
カネもなければ体力もない
116歳女性の趣味は歩くことで、100歳を超えてからも「浜手から芦屋神社」まで歩いていたそうだ。
この浜手というのがぼんやりした表現だが、一応、阪神芦屋駅あたりとして、芦屋神社までは徒歩で31分、約1.8kmの距離である。
しかし阪急芦屋川を超えて芦屋神社まではものすごい坂道である。
芦屋とか神戸の坂道に慣れていないひとには絶対に徒歩をおすすめできない。
今の私でもヒーヒー言いながら到達し、翌日は筋肉痛でダウンするだろう。
それを100歳すぎても実行できたというのだから、もう鍛え方が違うのだろう。
夫ちゃんは
「これで目標ができたね。
116歳の記録を抜くために今からがんばらなくては!」
と言う。
いやーー、無理っしょ!
カネもなく体力もない私はどうすればよいのだ。