ユーハウムとユーハイムコンフェクトは似て非なるもの
昨日、コスモポリタン製菓とモロゾフのことを書いてから、もうアタマのなかがスイーツでいっぱいだ。
もうこれはどうにも何か食べないとおさまらない。
きょうはバウムクーヘンで有名な「ユーハイム」と「ユーハイムコンフェクト」。
ユーハイムのほうは全国展開していると思うので、みなさんご存じかと思うが、ユーハイムコンフェクトはどうなんだろう?
私が子どもの頃、「ユーハイム」と「ユーハイムコンフェクト」はどちらも神戸に本拠地をおく菓子メーカーとして存在した。
子ども心に「なんで似たような名前なんやろ?」と不思議に思っていたが、特にその疑問を掘り下げようとは思わなかった。
両方おいしくて大好きだったのでどっちでもよかったのだ。
ただバウムクーヘンに関しては、「ユーハイム」には樹皮にあたる部分が白砂糖で、年輪が見えているもの、「ユーハイムコンフェクト」には全体をクリームで包んだものが多かったような気がするのだが、気のせいなのか?
これはよくわからない。
ユーハイムコンフェクトは神戸スイーツポートになった
1909年、中国の青島で創業したが日本軍の捕虜となり、来日。
捕虜から解放されたのちは横浜に店を開いたが、関東大震災で被災したため神戸で開業することになった。
このユーハイム夫妻の苦難の物語は朝ドラ向けだと思うのだが、過去に放映した「風見鶏」とかぶる部分があるからダメなのか?
そしてユーハイム氏の弟子が創業した会社がユーハイムコンフェクト。
この2社は長年、商標を巡って法的に争っていたが、2004年にユーハイムコンフェクトの親会社が1億4千万を支払い、社名変更することで和解をみたようである。
ユーハイムコンフェクトは現在「神戸スイーツポート」と言うそうだ。
これは全然知らなかった。
名前ってむずかしいんだね。
誰も私の意見なんか聞かないが、どうせ改名するのなら、もっとドイツっぽい名前のほうがよかったなぁ。
アウフタクトとかシュピーレンとかどうなんだろう?
バウムクーヘンは日本で乱立している
今やバウムクーヘンは日本人の大好きなお菓子といってもいいのではないか。
その証拠にバウムクーヘンを小片にしたものが駄菓子として売られているし、バウムクーヘンを取り扱っているケーキ店は数多くある。
みんな「われこそがホンモノのバウムクーヘン!」とか言っているみたいだけどね。
そして生地がふわふわしたのも多い。
私は昔ながらのちょっとしっかりした生地のほうが好みなんだけど。
といいながらホールケーキはちょっと大きすぎるので、無印の不揃いバウムをよく買っている。
これも年齢からくる好みの変化なのか・・・
湯山昭の「お菓子の世界」
バウムクーヘンを食べたくなったら、こんどはかねてよりぜひ弾きたいと思っていた曲のことを思い出した。
湯山昭が作曲したピアノ曲集「お菓子の世界」より第2曲のバウムクーヘンだ。
これは子供向けと言われているが、大人が弾いても楽しめるよね?
それに難易度だけをみてもけっこう難しいのがある。
ツェルニー40番程度と言われているから、レッスンでツェルニー40番が終わらなかった私にはちょうどいいかもしれない。
曲目をみたら私が好きなお菓子は、バウムクーヘンの他、ホット・ケーキ、ショートケーキ、ソフトクリーム、シュークリーム、ドーナツ、クッキー、マロングラッセとまさにスイーツ食べ放題みたいだ。
楽譜はもう、下にリンクを貼ったものを買うことに決めている。
イラストが可愛いからだ。
発表会が終わってからこれを始めるのが楽しみだなぁ。