ドビュッシーの「夢想」はペダリングがむずかしい
クラシックピアノのレッスンで今みてもらっている曲は、バッハの長男さん(また名前忘れた)のアレグロとドビュッシーの「夢想」。
ドビュッシーの「夢想」はこれまで自主練で弾いているので、音をなぞるだけならすでにできている。
今後問題となってくるのは、表現とかそうそう、ペダルの踏み方。
これまでバッハをレッスンでみてもらうことが多かったので、ペダルの踏み方についてはほとんど習っていない。
バッハは確かに難しいが、ひとつだけ私にとって都合がよかったのは、ペダルを踏む必要がなかったこと。
バッハでもペダルを踏みたいひとはいっぱいいるだろうが、私はそうでもない。
家のピアノがアップライトなので、グランドピアノのペダルの踏み方を習得するには、レンタルスタジオに行かねばならない➡面倒くさい。
けれどドビュッシーの「夢想」ではそうもいっていられない。
しようがない。
三ノ宮方面に出る機会があるときに、ついでに行ってこようか。
レンタルスタジオの貴重な時間を「地上の星」に
NHKの「新プロジェクトX」を見ているうちに、テーマソングの「地上の星」が弾きたくなり、楽譜作成ソフトのミュージックスコアと格闘したことは、何日か前に記事にした。
kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com
その後、家でもレッスン曲のあいまにちょろちょろ弾いていたが、肝心のレッスン曲よりこちらのほうが集中してしまうので、「いかんなぁ」と思っていた。
そしてさらにいかんのは、ペダルの踏み方を研究(?)しにレンタルスタジオまで行ったのに、時間の半分を「地上の星」の録音に費やしてしまったことである。
どうも学生時代から試験が近づくと他のことがやりたくなってしまう癖を引きずっているようである。
その結果が下の動画。
演奏についてのいいわけ
まずイントロではオリジナルの「どんつくどんつく どんどん どんつくどんつく
どんどん」のリズムを真似したつもりだが、似てない? 確かにあとで聞いて見るとあんまり似ていなくてちょっとがっかり。
オリジナルでは中島みゆきさんは、全部フォルテで歌っているように聞こえたが、これをピアノでそのままやるのは芸がないな、と思った。
そこで私らしさをだすために、
- 出だしはmpぐらいで。
- 「みんなどこへ行った 見送られることもなく」はどことなく淋しげに哀感をにじませる。
- 「地上にある星を誰も覚えていない」から徐々にクレッシェンド。
- 「ひとは空ばかりみてる」の「る」で一気に盛り上げる。
- オリジナルの弦楽器の間奏がステキなので真似してみた。
- 続くギターのロックっぽいフレーズがかっこいいのだが、真似できないので無視して転調。
- 2コーラス目のメロディーは変化をつけるため、思い切りフェイクさせる。
- エンディングは希望を残すようなメジャーの和音で終止。
おー、結構考えてるやないか。
演奏に反映されているかどうかはまた別問題だけど。
とにかくこうやって一度YouTubeにアップしてしまえば区切りがつく。
お遊びはもうこれぐらいにして、しばらくはレッスンの曲に集中しようっと。